キンモクセイ

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2018年12月7日発売)
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感想 : 56
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結局、誰が殺人の黒幕だったんだ?へスラーはヒットマンに過ぎず、神谷殺害の依頼者こそが肝要ですぜ。日米合同委員会の誰ぞで、これから東議員が問い詰めて調査が始まる。うやむやにはしなかった。めでたしめでたし、なの?だいたい何なんだ、あの元海軍特殊部隊隊員のお粗末なお仕事ぶりは。白昼に考えもなく、防衛省と警察庁とはいえキャリア君たちにあっけなく抑えられちゃった。岸本の自殺案件ときたら放ったらかしで、そもそもあの二人が殺されるほどの何をつかんでたのか。どうでもいい歩美への恋慕、嫉妬のもやもやは「勘違いかよ。ばかばかしい」って、それはこっちのセリフだよ。ともかく、日米合同委員会が土曜会に退治されたおはなし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年5月20日
読了日 : 2019年5月20日
本棚登録日 : 2019年5月20日

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