知的興奮が沸々と湧き上がってくるような書物。
本文の最後に引用されている、「古人の跡を求めず、個人の求めたるところを求めよ」という言葉は、今後所謂古典を読むにあたって、いつも頭の片隅に置いておくべき言葉である。
いま私たちの手元にある「古文」は、果たしてどこまでが原著者が記したものなのか、そういったことを考えながら古典を読むのも乙かもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2021年3月23日
- 読了日 : 2021年3月23日
- 本棚登録日 : 2021年3月23日
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