本書を読み終わった後しばらく、他の本を開くことができなかった。これまで読んだ青春文学の中でもっとも青々しく、そして熱い。
増田さんの本の書評にはいつも「熱い」と書いてしまうが、それは仕方がない。事実なのだ。彼の思い、熱意、そういったものが文章の束から湧き上がってくるのだ。
だからこそ、読むほうも相当のエネルギーを消費させられる。何日かに分けてコツコツ読むつもりで読み始めたが、2章あたりから止まらなくなり、深夜までかけて一気に読み通してしまった。
こんな作家に、私はなりたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年10月12日
- 読了日 : 2018年10月8日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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