長いあいだ援助してくれていた父親の秘密を知ったとき、僕の心はふたたび殻に覆われてしまった――絵を描くことも画材を手にとることもできなくなった拓哉。おりしも鵠南学園は学園祭の真っ最中だったが、感じることを失った拓哉にとっては、ただ苦しい時間だった。そんな拓哉に、東野の友人の小場が一枚の絵を見せたところ……。
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白銀みるく
- 感想投稿日 : 2006年7月13日
- 本棚登録日 : 2006年7月13日
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