素敵な圧迫

著者 :
  • KADOKAWA (2023年8月30日発売)
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本棚登録 : 481
感想 : 50
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やっぱり当たりだ!呉さんは、すんごく面白い!6つの短編集です。私はこれで、呉さん、9作目。本屋さんで迷ったけど、買って良かった!やっぱり、短編も秀逸だと思うわ。
特に面白かったのが、表題作の『素敵な圧迫』もう、題名が「なんだそりゃ?」って思うでしょ⁈これがもう、題名通りの言葉通りで、変わってておっかしくって。もう、この1遍で、掴まれましたねえ〜〜〜!
『論リー・チャップリン』は、良い意味でも毛色が違い爽やかで、これも好き!
『パノラマ・マシン』や
『Vに捧げる行進』は、若い頃夢中で読んだ、筒井康隆さんの初期の短編集を思い出しました。

そう、あくまでも現代の日本の話なんだけど(あ、ちょっと昔のもあるけどコロナの話も出てくる)ある意味、SFだし、毒があるけどユーモアもある、ミステリーでもあるし、読み出したら止まりませんでした。

お好みは分かれるかもしれないけど…帯通り
「超弩級のミステリ短編集」
「物語に翻弄される快感。胸を貫くカタルシス。文学性を併せ持つ、珠玉のミステリ短編集」(帯裏側)ですね。私は好きだな〜〜!
あ〜〜面白かった!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 呉勝浩
感想投稿日 : 2023年10月17日
読了日 : 2023年10月14日
本棚登録日 : 2023年10月14日

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