The Fault in Our Stars

著者 :
  • Dutton Books for Young Readers (2012年1月10日発売)
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本棚登録 : 32
感想 : 5
4

酸素ボンベがないと自分で満足に呼吸もできない、肺癌と闘う16歳のHazel。ある日、サポートグループの集まりで、同じく癌で片足を切断し、義足で生活する17歳のAugustusに出会う。Hazelが何度も何度も読み返すほど大好きな、癌の闘病生活を送る少女を主人公にした本を彼に薦めたことをきっかけに2人の仲も急速に深まっていき、その本の結末の更にまた続きを本人の口から聞く為、作家の住むアムステルダムにまで、HazelとAugustusはHazelの母親を付き添い人として連れ、一緒に旅行に出掛ける…。


この本には癌と闘うteen達がたくさん登場します。HazelとAugustusと仲がいい友達の1人も、癌のせいで目を切り取ることになり、それが原因で彼女に振られるIssac。みんな人生はfairではないと理解しつつもやっぱりどこかで納得できないまま…それでもやっぱり頑張って生きてる。今まで出会った本や映画では、カップルのどちらか1人が重病で、もう1人は健康体、っていうパターンがほとんどだったと思うけど、これはHazelもAugustusもどちらも癌患者ということで、teenの恋愛と言えど、お互いへの理解度というか支え合う姿勢というか、2人の間にとてもしっかりと太い絆を感じることができると思う。HazelとAugustusの、お互いの両親との関係も感動的。最後のほうはボロボロ泣いてしまった…。

2人と作家とのやりとりで、作家の言葉が哲学チックで内容がちょっと理解し難かった部分があるけど、その他は全体的に聞き取りやすい内容です。が、やっぱり「楽しい!」っていう内容ではない。Audio bookはやっぱり聴いてて楽しいものを選ぶべきかな…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Young Adult
感想投稿日 : 2012年5月28日
読了日 : 2012年5月27日
本棚登録日 : 2012年5月22日

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