特に、最初、中盤がおもしろかった。
おそるべきハングリー精神で勉強する若者、と先進国と同じ消費生活、生活スタイルを求める近代的な若夫婦。
勉強する人も極端すぎて、でもそんなインド人、すごい。
先週読んだ本「オニババ化する女たち」に、「日本人よ、ほんの一昔前の日本の生活を忘れるな。きっと、インド人はサリーを脱ぐ事はない。」というような事が書かれていたけれど、私はそんな事はないと思っていて、まさに、「そんな事ない」現在の状況がかかれていた。テレビとかがあって、画一的なアメリカ的消費生活が人々の頭の中に、あこがれとしてしみ込んでいく。みんなが目指すものは同じ。
最後の章にでていた、バラマキ政策の人が配ったのがテレビ、というのも、情けない。
またこうして、政府のいいなりの何も考えない、消費人間ができあがる。
最後の章は私は興味がないので飛ばし読み。興味のない内容をきちんと飛ばせる癖を私はつけなければ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年10月20日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年10月20日
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