前作が気に入ったので購入。そして、生徒たちの音読教材にしようと、持っていった職場の机の上に置き忘れて帰った翌日の、同僚の講師の一言。
「先生。コンビニたそがれ堂ってどこにあるんでしょうね。買い戻したいものがあるんですけど」
に、烏龍茶吹いたのが一番の思い出です。
待ってよ! 昨日は二人で「虐殺器×」と「マルドゥック・スクラン×ル」について、あんなに熱く語り合ったじゃないですか! というか、あなた普段こういうタイプの小説は一切読まないじゃないですか! なにがあったんですか!
……まあつまり、置き忘れていったこれをなんとなくパラ見しているうちにひきこまれ、収録作「本物の変身ベルト」で、男泣きに泣いてしまった、と。そんな経緯があったのでした。
「伏見稲荷あたりにいったらありますかね。たそがれ堂」
「ありそうな気もしますけど、先生……私たち、入店に一番必要なものを持っていませんよ……?」
「そうですよね、ピュアフル文庫ですもんね……(ため息) ピュアな心をまず買うところから、か……」
「だから売ってませんってば」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2011年5月20日
- 読了日 : 2011年5月20日
- 本棚登録日 : 2011年5月20日
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