ロマンティック・サスペンスの女王、リンダ・ハワードならではの作品。
セーラは引退した老判事の元で働く女執事。
いかにもきちんとした姿で家事にもいそしんでいますが、実は腕が立ち、ボディガードも兼られるからこその仕事でした。
判事という仕事柄、脅迫などもあったから。
ある日事件が起きてセーラが撃退、そのためマスコミに注目されます。
しかも、何故かその後に判事が襲撃され、セーラに疑いが。
刑事のカーヒルは、セーラを信じ、無実を証明しようとします。
ところが…?
万能のはずの女性が予想外の事態に巻き込まれ、危機に陥ります。
それまでの日常の描写も魅力的なので、それだけに犯人にはムカつく(笑)
ハードな展開はそう長くはないが、ロマンス作家としてはなかなかここまで書く人はいない。
設定や事件の意外性が生きて、面白かったです☆
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ロマンス
- 感想投稿日 : 2022年4月7日
- 読了日 : 2021年4月4日
- 本棚登録日 : 2022年4月7日
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