YA向けかなと思いながら気になっていた本。
確かに中高生から読める内容だと感じた。
エストニアは、バルト三国のなかでもっとも北に位置し、ソビエト連邦の崩壊にともない1991年に独立を回復した。IT先進国として知られる。
ラウリ・クースクは、1977年ソ連時代のエストニアに生まれる。
ラウリがコンピュータのプログラミングに夢中になり競い合える友と楽しく過ごせることが、ずっと続いていけないという現実。
その国に生まれ、その時代に生きたから夢を追うことが叶わなかったのか⁈
友と離れ、好きなこともできずに…ということを経験しながらもラウリは静かに受け入れていたように思う。
とても静かに友情を確かめる物語といった印象を受けた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月31日
- 読了日 : 2024年1月31日
- 本棚登録日 : 2024年1月31日
みんなの感想をみる