本好きにはたまらなく嬉しい一冊。
本が好き…そして本棚におさめられた本を眺めるのも好き。
並べ方に愛を感じ、人それぞれに決まりがある…っていうのも良い。
たとえ床に乱雑に置かれてあっても好きなのだから。
まだ、読んでない本がたくさんあっても楽しみがあるということで嬉しい。
読みたいと思ったその時の記憶と一緒に並べられた本は、思い出も積もっていそうで愛しい。
ここでは、著者が気持ちを込めた本棚名をつけて本の紹介をしている。
背表紙を眺めながらタイトル、著者、出版社を確認できて、これを読んでみたいと思えるのが最高である。
ある日の本棚から始まり森の奥の本棚、金曜日の夜の本棚、美しく年老いた本棚、と続いていく。
本棚名までもが素敵なのだ。
しみじみとする本棚、うるわしい本棚なんてとても良い。
間に紙質とインクを変えた未刊行本を差し込んでいるのも楽しめた。
満足度の高い一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年4月22日
- 読了日 : 2022年4月22日
- 本棚登録日 : 2022年4月21日
みんなの感想をみる