表紙のうさぎは祈っているのだろうか…
お願いしているのだろうか…
うさぎはちいさな孤独やさん
からだがよわってしまったら
病気を必死でかくしてしまう
よわいからって つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
詩から始まり短編、そして詩、と交互にお話を楽しめる。
けっして楽しいってわけではなく、ちょっぴり寂しくて、我慢して、切なくもある…という話である。
どれも温かな気持ちになる。
なかでも「自転車に乗って」が一番心に残った。
好きなピアノの先生が結婚するというのを聞いて、たくとのとった行動に…
おとうさんはわかっていたから自分の子どもの頃の誰にも言ったことのない話をたくとにした…
うさぎが自転車の乗ってる絵もとても素敵だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月7日
- 読了日 : 2024年4月7日
- 本棚登録日 : 2024年4月7日
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