うっかり涙してしまう良作。
真夜中の町を徘徊する子供達と真正面からぶつかるのではなく、ただ傍らにいてくれる『夜回り先生』こと夜間高校教師、水谷修のドキュメンタリー小説を漫画化。
元のストーリーが素晴らしいだけに、土田世紀のオリジナリティが少し欠けるか。(無理を言っているのは承知の上、土田先生なら突き抜けるとの期待を込めて)とはいえ、漫画界を見渡して、この原作を損なわずに漫画にできるのは土田世紀以外にはいないだろう。題材、作り手のチョイスはこれ以上のものはない。GJ!
原作者のコラムが多いのは残念。漫画作品である以上、漫画として完結して欲しかった。
名ゼリフ「いいんだよ〜」はTVで見た方がインパクト大らしいっす。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青年漫画
- 感想投稿日 : 2007年1月27日
- 読了日 : 2007年1月27日
- 本棚登録日 : 2007年1月27日
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