しゃばけシリーズ第六弾。
妾腹で兄の、松之助の縁談も、整い、幼馴染の、栄吉も、修行に行く。
皆んな、自分の側から離れていくと、寂しく思っている一太郎の目の前に、桜の花びらの妖が、現れる。
他の妖は、2000年も、3000年も、住み続けるけど、桜の妖は、精々、一週間の命。
その命を、この世に、留めるため、一太郎は、高僧に、相談するが、
「時も、命も、受け継がれていくものだ。寿命が尽きる者を、この世に、留める力なぞ無い」と、言われてしまう。《はるがいくよ》
他、4編の、短編集。
カチンコチンの頭に、こんな、ほのぼのが、良い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月12日
- 読了日 : 2021年7月12日
- 本棚登録日 : 2021年7月12日
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