ある日、疾病管理センター職員の、阿久津久史が、JRの駅ホームから落ち、即死した。
二週間後、その事故を担当した、鑑識係の工藤巡査部長が、同僚の拳銃を奪い、発砲し、重傷を負わせ、自分を撃って死亡した。
同日、阿久津を轢いてしまった、JRの運転手、早山郁雄が、車にはねられ死亡。
更に、二週間後、工藤巡査部長に撃たれ、重症を負った、山崎巡査も、病室から飛び降り、自殺。
どう考えても、偶然とは思えない。
工藤の大学の同窓生であり、親友の永瀬遼刑事が、事件の真相を追う。
その頃、大手製薬会社に「赤い砂を償え」と書かれた脅迫状が届く。
赤い砂とは何か。
四人の自殺者と、大手製薬会社との関係は…
初作家さんだったが、とても読みやすく、分かりやすい作風だった。
他の作品も読んでみたい。
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- 感想投稿日 : 2022年12月12日
- 読了日 : 2022年12月12日
- 本棚登録日 : 2022年12月12日
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