ももへの手紙 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月24日発売)
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本棚登録 : 121
感想 : 25
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数年振りに再読。
ページ数も多くないしアニメ映画化されてるから小学生でも読めるような作品やと思う。
百瀬しのぶが書いてる作品って誰かの死をキッカケに家族がどうなっていくのか、立ち直れるのか、どんな未来になっていくのか描いてるイメージある。おくりびとも死について考える作品なイメージある。
ももへ手紙をかけないままう海難事故で亡くなったお父さんのことが忘れられず引きずったままま東京から島へと母娘で引っ越すことになってしまったもも。そこで妖怪達に会って、ハプニング起こしたりそれが原因でお母さんと一悶着したりするけどお母さんも亡くなったお父さんのこと忘れられへんくて悲しんでるってことがお互い知れてよかったと思う。郵便局員は母にずっと片想いして純粋やねんなってw
大事に思ってる人を忘れてほしくない、大事にしてる人ほど身の危険をおかしても助けたいんやなってももの勇気と行動、成長への一歩を踏み出せたストーリーやと思う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月13日
読了日 : 2023年3月13日
本棚登録日 : 2023年3月13日

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