ジェノサイドを随分前に読み、最近13階段を読んでかなり楽しんでいました。が、この作品は上記の二作に比べると、薄さを感じてしまいます。動きを中心とした、スピード感のある語り口は非常に読みやすく、さらさらっと読んでしまえるのですが、個人的にオカルトやSFが推理小説に登場するのは好まないゆえ(ジェノサイドのようなパターンは別として)、なんとなく腑に落ちない読後感。
あまりお腹に溜まらなかった。
恋をしてはいけない日、が一番ミステリーらしかったですが、途中で読めてしまいました。
主張自体も甘く稚拙な感触。
むむ、新作に期待!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年8月4日
- 読了日 : 2015年8月4日
- 本棚登録日 : 2015年8月4日
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