帯が煽りすぎだと思う。
この作品に限らず、最近の帯は煽り文句が大袈裟で、逆効果に感じることも多々。
ラスト2ページは確かに感動的ではあるけれど、絶賛するほどには心に響かなかった。
登場人物達があまり魅力的ではなかったからかもしれません。
雨の日に声だけ聞こえる幽霊。
彼女の死の真相に近付く度に少しずつ姿を表すというのが、あくまで生者と死者という二人の決定的な立場の違いをより浮き彫りにしている。
次第に変化する刹那的な心の揺らぎが巧く表現されているように思う。
それにしても足だけ見えるとか、想像するとシュール(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
松尾由美
- 感想投稿日 : 2013年12月21日
- 読了日 : 2013年12月9日
- 本棚登録日 : 2013年12月21日
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