山の霊異記シリーズ3作目。
『幽』でも連載中で毎度楽しみにしているシリーズです。
山に魅せられた人々の口から語られる山での怪異の数々。
その時々で表情を変える山のように様々な印象を残すお話が読めるので、お気に入りのシリーズです。
「異臭」「呼ぶ声」「赤い靴」「ピッケル」「鹿乃牧温泉」「息子」が特に好みでした。
あとがきの中で"そんなものである"とされる出来事も、自分だったら、、、と思うと充分怖いのですが、そんなものなんでしょうね。
『幽』にて毎回楽しく読ませて貰っていますが、次の単行本化も楽しみに待ちたいと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
安曇潤平
- 感想投稿日 : 2013年12月20日
- 読了日 : 2013年7月11日
- 本棚登録日 : 2013年12月20日
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