正直、はじめはタイトルで何と無く忌避してた。
南国。沖縄での日常冒険ものかと思っていたからだ。
まあ、全くその要素が皆無ということではなかったが、物語の軸はそこではなかった。
本土から来た少年と南国育ちの少年。
そして島にまつわる謎と少年の抱えているモノ。
サブキャラにもしっかり描かれている信念や傷などの背景。
色々なものがぶつかり合わないように、溶け込むように融合している。
決してオカルト色ではなく、非常に現実味に則している。
妙な感じだが、雰囲気に引き込まれるような作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2013年8月11日
- 読了日 : 2013年8月11日
- 本棚登録日 : 2013年8月11日
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