大阪国際空港殺人事件 (講談社文庫 や 6-11)

著者 :
  • 講談社 (1990年6月1日発売)
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感想 : 3
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空港の税関検査官、今井陽子と同僚の池上明子。密輸に関連して殺人事件が次々起こる。京都府警の狩矢警部が登場し、豪華な配役。p169「男性は、七人で女性が十四人です。」句読点の打ち方が、口語風というか、テレビドラマの台詞のよう。読み物であれば、「男性は七人で、女性が十四人です。」の方が嬉しい。山村美紗がテレビ番組の台本のように書いていたのではないかと推測。実際、テレビ芝居の山村美紗ものが、なぜ面白いのかが分かった気がした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 山村美紗
感想投稿日 : 2015年7月20日
読了日 : 2011年12月14日
本棚登録日 : 2011年12月14日

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