マエストロ(変身)が、バイオリンの贋作の話だったのに対して、
贋作師は、巨匠の絵の下請け(代作)の話。
修復の依頼を受けたのは、代作をしていた人の学生時代の同級生。
関係者の死の原因調査から、芸術村の壮大な構想の裏側まで、
推理小説風な恐怖小説。
社会的な問題に対する姿勢が厳しいところが篠田節子風なのだろうか。
依頼に忠実な修復師の真摯な態度が篠田節子風なのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
篠田節子
- 感想投稿日 : 2013年3月12日
- 読了日 : 2013年3月12日
- 本棚登録日 : 2013年3月12日
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