熱学思想の史的展開: 熱とエントロピ- (1) (ちくま学芸文庫 ヤ 18-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (2008年12月10日発売)
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「重力と力学の世界」につぐ書籍で、熱力学を学ぶ、物理学、電気工学、機械工学、化学などの学生にはぜひ読んでおいてほしい背景知識である。
本書では、自然科学の発想のきっかけがつかめるかもしれない。
高校、大学の理科系の授業は、結果しか教えないので、おもしろくないと感じる人もいるだろう。どういうきっかけ、ヒントで、自然科学の理論を考えついたかがわからないことが多い。自然科学を理解できない原因にもなっていないだろうか。
ボイル、ジュール、カルノーといった基本的な理論もでてくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 熱・エントロピー
感想投稿日 : 2011年6月15日
読了日 : 2003年6月15日
本棚登録日 : 2011年6月15日

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