システムアーキテクチャ構築の原理: ITアーキテクトが持つべき3つの思考

  • 翔泳社 (2008年12月1日発売)
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アーキテクチャ記述言語に依存しない記述になっている。
抽象的記述にしたためか、ソフトウェアのアーキテクチャとは何かが明確になっているわけではない。

利用者にとって重要なのは、ソフトウェアのアーキテクチャではなく、システムのアーキテクチャではないだろうか。
システムのアーキテクチャの中で、ソフトウェアがどういう役割を果たすとよいかは変動的だろう。
ハードウェアのアーキテクチャの変更があるかどうか、ハードウェアの構成に変更があるかどうか、利用者の利用方法に変更があるかどうかで、ソフトウェアのアーキテクチャを検討するのではないか。

P18で、アーキテクチャで責務が必要なのはよくわかる。
しかし、境界とインタフェースの違いがわからなかった。

全体を通して、ビューとパースペクティブの関係もよくわからなかった。
階層的なビューではなぜだめなのだろうか。

疑問がたくさん残った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 計算機(computer)/CPU
感想投稿日 : 2011年9月17日
読了日 : 2009年12月17日
本棚登録日 : 2011年9月17日

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