上巻でさんざん、いじめられ、いびられ、あげく死にかけたりしたジョルジョたちも、カセラ先生との出会いで、希望が見える。読んでいて「あぁ、やっと救いの神がきた」と思えるくらいその頃にはのめりこんでいた。
最終的に、ヒロイン的要素のあった女の子たちが、未消化なかんじで終わった気がするのが少し残念。アンジェレッタの病気は治ったの?もしかして死んだのでは?と。
ともかく、テレビシリーズとは主人公の性格が違うので、随分違う話の印象をうけるが、ラストはテレビよりも感動できる。
半年で帰ると約束したあのソノーニョ村に9年後立派に成長したジョルジョが、教師として訪れるシーンは、ほんとに心から拍手。
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カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2005年2月4日
- 本棚登録日 : 2005年2月4日
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