前作、「恋愛前夜」のサブキャラ小嶺ヤコ先生と凪良さんの別作品、「おやすみなさい、また明日」に登場する貢藤のお話です。
ヤコ先生は受け、かと思っていましたし、「おやすみなさい~」を読んだ時も貢藤は攻めっぽかったので、まさかの攻め受けが逆でどうなることか…!!
と思ったのですが、ヤコ先生が言葉をオネエでも中身が男らしく、そのうち貢藤に対してはオネエ言葉もほぼなく、すんなりと受け入れられました。
ヤクザ並の凶悪な顔のつくりをしている貢藤が、実は少女漫画が好きで可愛い物が好き、某乙メンを思い出させるようなギャップの持ち主で、恥ずかしがりや。そこにやられてしまうヤコ先生。
見た目に反して、恋愛に臆病で逃げてしまう貢藤を追いかけるヤコ先生、という図にわりときゅんきゅんしてしまいました。
前作を読んだ後に読むと、だいぶヤコ先生のイメージが変わります。
そういういい意味での裏切りも含めて、この本は面白かったです。
でも、私的には、くっつくまでにお話の重点が置かれていたので、もう少し二人のイチャイチャが見たかったです…!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL漫画/小説
- 感想投稿日 : 2015年8月4日
- 読了日 : 2015年8月4日
- 本棚登録日 : 2014年6月26日
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