新司法試験の問題を下敷きに、登場人物が会話形式で問題を解いていく奇書。著者は法学教育に熱心な方。ただし内容は学部上改正以上向け。 私は受験生でないので詳しくはわからないが、司法試験の問題を扱っている割には、「司法試験対策」というこだわりがあまり感じられない本に感じた。やはり、答案作成ということを念頭に置くと、どうしても答案作成技術やテクニックに走りがちではあるが、そういうことは(書いてないこともないが)少ない。むしろ、弁護士としての視点を大切にしているように思えた。 ラノベについては……ノーコメントで。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会科学
- 感想投稿日 : 2018年7月26日
- 読了日 : 2016年9月19日
- 本棚登録日 : 2018年7月26日
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