「セントエルモの光」の続編。高校の文化祭で天文部廃部阻止の対策としてなんとプラネタリウムを作成してしまう。技術担当として新たな登場人物、嵐士先輩の幼馴染で工業化の淳先輩。なんかめちゃ頼れる先輩の登場。進路の選択とか将来の夢に対してとか、恋愛とか、高校生だからこその悩みとか葛藤もあると思うのだが、親の経済状況やいろんな大人の事情をも顧みながらどこかで自分の意見をまげていってるんだと。そんななか少しでも可能性のある方向へ向かって歩き出す高校生の清々しいほどの青春物語。天川さんの青春物語はやっぱり面白い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2023年10月22日
- 読了日 : 2023年10月17日
- 本棚登録日 : 2023年10月18日
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