最初のページからうわぁ、ってなるようなグロい表現に、誉田作品らしさを感じずにはいられませんでした。
主人公の瑞希を中心に、霊能力による事件の追求が進む一方で、それを見ている一視聴者、そして全くそれとは関係ないと思える密入国した中国人。
最後にそれらがつながって…と言うお話。
大好きな誉田さんの作品だからあえて厳しく表現すると、正直普段の他の作品に比べると後半雑だったというか、無理やりくっつけた感じがしました。
他の作品は複雑に絡み合いながら繋がっていくけど、今回は最後にぐちゃっとくっつけた、というか…
でも相変わらずの読みやすさです。場面がころころ変わるので、飽きずに読めるし!
若干最後が物足りなかったのを除けばいい作品でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月16日
- 読了日 : 2014年6月16日
- 本棚登録日 : 2014年6月16日
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