kanetayaさんの感想・レビュー

海軍兵学校 江田島教育 (新人物文庫 と 2-1)

著者 : 豊田穣

• 新人物往来社 (2010年6月7日発売)

広島旅行に際し、事前に情報収集をしようと考え手に取った。

戦前のエリート、海軍兵学校。
広島、江田島にあったという。
陸軍と違い、なんとなくスマートな印象をもっていて、一度は見に行ってみたいと思っていた。

この本を読んで思ったのは、やはり、軍隊式のやり方は私の趣味には合わない。ということ。陸軍、海軍とかということとは、些末な問題。

海軍兵学校は、当時は帝国大学にいけるような階級の人を除いた多くの人たちの最高学府だったんだろう。
そこで学んだ人々と、共感しようにも、大体そこまでエリートでない自分には共感すべきなにものもない。
いわば一流アスリートと同じ訓練をしても、たぶん体を壊す以外の効用は私にはないのと同様、兵学校の生徒と自分にも違いがあるのではないだろうか。

旅行の行程、妻、小学生の娘二人、の興味関心等を考え江田島にはいかないことにした。結局。

感想投稿日 : 2013年10月7日

読了日 : 2013年10月1日

本棚登録日 : 2013年10月7日