世界の中心で、愛をさけぶ

著者 :
  • 小学館 (2001年3月1日発売)
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「人間は忘れていくんだよ。生きていくために」

「天国ってのは生き残った者が発明したもんだ。いつかまた、きっと会える。そう思いてぇんだ。俺なんか未だに、この世に未練があって未練引きずりながら生き残ってる。残されたもんにできるのは、跡片付けだけだよ」

「今日じゃなきゃ、だめなんです!!!
 次なんて....もうないよ」

生き続け過去と向き合う葛藤
死に向かい未来に対する葛藤

人は今この瞬間しか変えられないのに
変わらない過去と
分からない未来を
考えては思い悩む

ああすれば良かったのにとか
こうなりたいとか
願う


今を大事にすることは
素敵な過去を作り
理想の未来への一歩となる

過去に執着せず
未来を恐れず

今を生きよう


世界の中心は、ここにある今だと僕は思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月19日
読了日 : 2020年10月11日
本棚登録日 : 2020年8月12日

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