夢をかなえるゾウ3

著者 :
  • 飛鳥新社 (2014年12月20日発売)
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「成長すると、頑張るのが楽しくなる。楽しくなるともっと頑張れる。すると、ますます成長する」

もちろん、最初は大変かもしれへん
でも、しんどいを乗り越えた先には
めっちゃ楽しいことが待ってんねん

でもその楽しさを知ってる人は
世の中にほとんどおらへん

なぜなら、頑張り抜いた経験がないから


『頑張る人生』と『頑張らへん人生』の両方を経験した上で、好きな方選んだらええ思うねん


でっかい仕事する人間はな、みんなこのやり方で自分の仕事見つけてるで。
スターバックスを創業したハワード・シュルツくんは、もともと家庭雑貨会社の副社長やったんや。
せやけど、豆からドリップされたコーヒーを試飲したとき感動してもうて、副社長辞めてスターバックスに入社したんやで。

キンコーズ創業者のポール・オーファラくんかてな、大学時代に勉強が苦手やって、レポートを手に入れるために、みんなにコピーして回す役を買って出とってん。そんとき、コピー機の生み出すサービスに感動して起業の着想得たんやで。

自分が感動したことを仕事にする。
自分が感動したことを支える仕事やったら
他の仕事より喜びを感じられるはず。

そして、感動するためには
常に心を開いていなければならない。


「たとえば、自分がある人と売買の契約を交わすとするやろ。自分は100万円で売るんが妥当や思てたのに、150万円て言われた。

自分はどう思う?」

「それは……うれしいけど」

「せやろ。でも、それってほんまに喜んでええことなんかいな?」

「自分が得したちゅうことは、その分相手が損してるわけやろ。しかも、ほんまは100万円の価値しかあれへんのに150万円もろてもうたら、相手から奪ってることになるやん。でもな、ほとんどの人間が、100万円の価値しかないものが150万円で売れたら『うれしい』思てまうねん」  

自分と同じくらい相手を大事にするとしたら、契約ではお互いにとってベストな金額を考えるべきだろう。

でも、たとえば買い物をするときも、売り手のことなんて気にせず、自分が少しでも得することを考えてしまう。

「みんな、勝ちたいんやな。他人に勝ちたいんや」

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感想投稿日 : 2020年10月11日
読了日 : 2020年9月8日
本棚登録日 : 2020年9月8日

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