少年時代の締め付けられるような思い出で始まる序章。。。
貯水槽に消えた同級生と、消えない心と身体の傷。
27年後、暴力団の組長代行としての世界。
次々に組員が眠ったまま死んでしまうという謎のテロをしかけられる。
ガネーシャから届く殺人予告には、奇妙なメッセージが。。。
寂れた街を舞台にすすむ『上側の世界』
それと交互に語られる『下側の世界』
下水道に住む6人のホームレスと王子と呼ばれる少年。
記憶を無くした女が迷い込み、街の下に存在していた暗渠に変化が起こる。
この女は何者なのか。
上側と下側の世界はどこで交わるのか、最後まで予測できなかった。。。
重く苦しい結末に思わず深い深いため息が出た。。。
しかし、すぐに始めに戻り読み返していた。。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月16日
- 読了日 : 2010年2月9日
- 本棚登録日 : 2014年8月16日
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