美男子を描いた13作品を作家としての視線で探る。
カラー口絵16ページ
第一章 自らを描いた美男子たち・・・ゴーギャン、クールベ、
ロセッテイ、ムンク、シーレ
第二章 画家から愛された美男子たち・・・シュザンヌ・ヴァラドン、
ピカソ、フリーダ・カーロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ
第三章 物語から抜け出した美男子たち・・・グイド・レーニ、
ミケランジェロ、ジロデ=トリオゾン、カラヴァッジョ
主な参考文献有り。
一筋縄ではいかない、美男子たちと画家の物語です。
傲慢、戦う画家、エゴイスト、求める女難、自己探究の先、
母と息子の愛憎、ギャップ・チャーム、愛の普遍的苦悩、
完璧な美の追求、同性愛の守護聖人、弱き人間、
美の永遠性、バッカス的人生と、作家の視点で解き明かす、
思い入れたっぷりな美男子像と、エッセイ的な人物伝な感じ。
文章に関連する絵の画像が一切無いのは残念だけど、
美術への関心を導く、ユニークな側面があります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
美術・演劇・映像文化・博物館
- 感想投稿日 : 2021年12月3日
- 読了日 : 2021年12月3日
- 本棚登録日 : 2021年11月24日
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