シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する

  • 英治出版 (2013年11月13日発売)
3.64
  • (10)
  • (27)
  • (29)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 551
感想 : 35

■書名

書名:シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する
著者:ウッディー・ウェイド

■概要

明日のことは、だれもわからない。だからこそ、未来を大胆に想像
しよう!
戦略立案、グランドデザイン設計、ビジョン共有、商品開発……
60年以上にわたって企業や組織、個人で使われてきた「イノベーシ
ョン創造」の技法を
トレンド予測、ビジネス展望のスペシャリストが豊富な事例をもと
に解説。

自分の人生を考える上でたくさんのストーリーや世界観に触れ、
「こんな人生もあるかも」と複数のシナリオを想定し、今の自分の
行動を変えていく。
それが、シナリオ・プランニングの考え方です。
そして本書の最大の活用法は、ここで示された手法にもとづき、
あなたのチーム、組織、地域の仲間と一緒に未来シナリオを作るこ
とです。
――野村恭彦(「監訳者まえがき」より)

問題は、未来が現在と違うことだ。
もし、これまでと違う考え方ができなければ、かならず未来に驚か
されるだろう。
――ゲイリー・ハメル(本文より)

シナリオ・プランニング。
その歴史は古く、第2次世界大戦後のアメリカ空軍にはじまり、大
企業、政府系組織などでも戦略立案の手法として使われてきました。

ロイヤル・ダッチ・シェル社、アパルトヘイト後の南アフリカがシ
ナリオ・プランニングの代表例ですが、何も大企業や国家機関だけ
に有効な手法というわけではありません。まわりにいる同僚やコミ
ュニティの人たちを集めてやってみるのもいいですし、今後のキャ
リアや人生を考えるうえでは、自分ひとりでやることも可能です。

たとえばこの本では、著者ウッディーと息子マルコム君が『ハリー・
ポッター』の初版本を「できるだけ高く売る」ために、シナリオ・
プランニングを使って見事に89倍の値段で売ったケースなど、いろ
いろなフィールドでの活用法が紹介されています。事業計画から商
品開発、地域活性まで、「未来に関わる」すべての人のための手法。
――それが、シナリオ・プランニングなのです。
(From amazon)

■気になった点

なし

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス:TOPPOINT
感想投稿日 : 2014年1月5日
読了日 : 2014年1月5日
本棚登録日 : 2014年1月5日

みんなの感想をみる

ツイートする