著者については、あまり詳しいことは知らない。昔の文学の知識人といったところだろうか。
本書は著者が、どのような本を読んで知識を高めていったのかが書かれているのだが、書かれている本を私はほとんど読んだことがなくて分からなかった。著者の博識ぶりと熱中ぶりは凄まじいものがあるし、自信があるところもわかるが、人物の歴史を語っているのか本の内容を語っているのか入り混じり、気づいたら章が終わっているという変わった文章の書き手だと思った。
知っている名前は松岡正剛と荒俣宏くらいだった。荒俣宏は、高山宏から見ても凄まじく変で凄い人のようだ。
この本は私には分かりにくかったが、世の中には凄い読書家もいるんだと分からせてくれた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月30日
- 読了日 : 2019年5月29日
- 本棚登録日 : 2019年5月29日
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