久々に読むこがわみさきの短編集。
遊園地のチケット=月下駅前→クリスタルヴィレジのプリズムシティ招待券!だとか、髪の毛逆立つ女の子とか、細かい演出にキュンキュンします。
各物語の主人公たちの間に直接関係がなくても、知らないところで先輩後輩関係にあったりと、制服(これがまた個性的で可愛い)を軸にしたメタな楽しみ方も健在。
細かい描写もくだらなさも、青春そのもののしょっぱさ甘酸っぱさも引っくるめてThe Girl Oppositeが一番好きです。
ただ残念なのが、テーマ(声)の縛りがあるためか、一読した程度では他の短編集よりも印象に残らない……というか、感情移入しにくさを感じた点。
スルメ系の作品と信じてまた大切に読み込んでいきたいと思います。
あと、ソフトボールやってる小学生の少年が2~3年後に制服姿で実は女子だった(!)でちょっと泣きそうになりました…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青年漫画
- 感想投稿日 : 2011年10月18日
- 読了日 : 2011年10月17日
- 本棚登録日 : 2011年10月17日
みんなの感想をみる