読書会 課題図書
ずっと昔、読んで衝撃を受けたことを思いだした
あの時よりも「非色」の意味が胸に迫る
復刊されてよかった
今も新しい
ニグロに対する日本でのそしてアメリカでの差別
しかもまだ下層とされる人々がうごめいている
「戦争花嫁」と言われた女性を描くことによって
まざまざと映し出す現実
笑子の前に進む力に救いを求めて読み進める
そして、ラストの決意
文壇では「大衆的」だとあまり評価されなかった有吉佐和子 すごい作家だと改めて思う
世界で日本で 私の中に
この差別
一体何ものなんだろう
カバーのイラストの赤い心臓が胸をつく
≪ 色でない 差別の現実 それはなぜ ≫
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般書
- 感想投稿日 : 2022年12月23日
- 読了日 : 2022年12月23日
- 本棚登録日 : 2022年12月23日
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