有吉佐和子のおすすめランキング

プロフィール

昭和6年、和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。昭和31年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』など話題作を発表し続けた。昭和59年没。

「2023年 『挿絵の女 単行本未収録作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有吉佐和子のおすすめランキングのアイテム一覧

有吉佐和子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『悪女について (新潮文庫)』や『恍惚の人 (新潮文庫)』や『非色 (河出文庫)』など有吉佐和子の全443作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

悪女について (新潮文庫)

2174
3.97
有吉佐和子 1983年3月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

映像が目に浮かんできて、もし私なら主人公は勝手に君島十和子かなあ。苦笑い。 数年前のドラマでは沢尻エリカだったらしいけれど、ちょっと違うな。 黒木華ちゃん... もっと読む

恍惚の人 (新潮文庫)

1515
3.92
有吉佐和子 1982年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年の6月5日にオープンした有吉佐和子記念館(和歌山県和歌山市)に先日訪れた。建物は氏の東京都杉並区にあった邸宅を故郷和歌山市に移したもので書斎も見学でき... もっと読む

非色 (河出文庫)

1164
4.36
有吉佐和子 2020年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

痺れた~!2021年の私の一番の作品となった。 「人種差別」や「偏見」を軸に人間の本質を描く秀逸な作品。 善悪を極力排して、ポリコレから縁遠い乾いた筆致... もっと読む

華岡青洲の妻 (新潮文庫)

1086
3.98
有吉佐和子 1970年2月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

八月三十日 有吉忌  有吉佐和子さんの作品はほとんど読んでいませんが、華岡青洲の妻は、とても引き込まれた作品でした。 華岡青洲は、世界で初めて全身麻酔によ... もっと読む

紀ノ川 (新潮文庫)

740
3.78
有吉佐和子 1964年7月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

花(明治)・文緒(大正)・華子(昭和)の三代記と、少し前の朝ドラを彷彿とさせる構成。事前に著者の生い立ちを確認していると、自伝的小説だと言うことに途中気づ... もっと読む

複合汚染 (新潮文庫)

732
3.97
有吉佐和子 1979年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1974~75年の『朝日新聞』連載小説。といっても、脚色があるとはいえ、ストーリー性はない。「小説」というよりもルポルタージュに近い内容。冒頭の選挙応援に... もっと読む

新装版 青い壺 (文春文庫)

513
3.78
有吉佐和子 2011年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

陶芸家の省造が焼き上げた奇跡的に美しい青い壺。 デパートで売りに出されてから様々な人の手を渡り、そして再び省造と巡り合うまでの間、 青い壺が出会った人... もっと読む

和宮様御留 (講談社文庫)

479
3.81
有吉佐和子 1981年7月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

十数年ぶりの再読だが、変わらぬ面白さに一気読み。若いころに読んだ時よりも、社会と時代の歪みに押し潰されたフキの哀れさが身に染みて、少し泣いた。考証的な部分... もっと読む

不信のとき〈上〉 (新潮文庫)

446
3.50
有吉佐和子 2006年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いきなり「ヌードスタジオ」なる空間から物語が始まる。1967年日経で連載された有吉さんの作品。短文で粛々と描かれる家庭像、男女観に今回も驚きながら痺れる。... もっと読む

不信のとき〈下〉 (新潮文庫)

390
3.60
有吉佐和子 2006年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性サイドだと、痛快な下巻でしょうか?随分、身勝手な男で自業自得でしたが、男性サイドから読むと、腹をくくった女性は怖いですね。特に、全て計算しつくして、演... もっと読む

非色 (角川文庫)

354
4.10

感想・レビュー

最近の日本はちょっとおかしい。 ネトウヨの存在やヘイトスピーチ問題。 日韓共同開催のワールドカップや韓流ブームはまだ記憶に新しいのに、ここにきて急激に... もっと読む

仮縫 (集英社文庫)

333
3.61
有吉佐和子 2014年4月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代を感じさせる描写もあった(作中で、ハチャトゥリアンが指揮をしていた!)のですが、女と女の闘いや、男女の関係など現代でも十分通用する面白さでした。 松... もっと読む

一の糸 (新潮文庫)

295
3.99
有吉佐和子 2007年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

酒屋の箱入娘として育った茜は、17歳の頃、文楽の三味線弾きの弾く一の糸の響に心奪われた。 天真爛漫で一途な茜が、彼の後妻となり、芸道一筋に生きる男を支え... もっと読む

香華 (新潮文庫)

295
3.79
有吉佐和子 1965年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

まだ女のドロドロ系 最初からほぼ後半まではイライラしっぱなし。 郁代も嫌な女だけど、朋子に終始イライラ。 そんなに憎いなら、見放せばいいものを、やはり血縁... もっと読む

女二人のニューギニア (河出文庫 あ 35-4)

280
4.36
有吉佐和子 2023年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女二人のニューギニア (朝日文庫) | ダ・ヴィンチWeb https://ddnavi.com/book/4022603283/ 女二人のニューギニア... もっと読む

芝桜〈上〉 (新潮文庫)

269
3.89
有吉佐和子 1979年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

対照的な2人の芸者を描いた物語。 蔦代の行動の意図が分からず、 先が気になって気になって、 ページをめくる手が止まらなかった。 舞台である... もっと読む

新装版 和宮様御留 (講談社文庫)

246
4.06
有吉佐和子 2014年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ずいぶん久しぶりに読み返そうと思ったのだが、持っている文庫本はあまりにフォントが小さくて、とてもじゃないが読めない(トホホ…昔の文庫を見るたびに本当にこれ... もっと読む

閉店時間 (河出文庫)

220
3.94
有吉佐和子 2022年6月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新宿の架空の百貨店を舞台にした1962年の小説。同じ高校を卒業し、「東京デパート」に就職してちょうど四年が経過した仲の良い三人の女性を、四季の遷り変わりと... もっと読む

女体についての八篇 晩菊 (中公文庫)

219
3.29
太宰治 2016年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

安野モヨコさんの挿絵で彩られる、私のお気に入りのアンソロジー。 「女体についての八編」ということで、本作がシリーズ第一弾なんですね。 女体といっても、思い... もっと読む

芝桜 (下) (新潮文庫)

207
3.95
有吉佐和子 1979年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相変わらず有吉さんの本は面白いな。何だか長い映画を観ていた気分。実写版が観てみたいな。 もっと読む
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