若者が主役のタイムトラベル物ということで予想していたより、かなりシリアスだった。
十代の子供たちでヒットラーをも上回る敵に立ち向かうなどどれだけ困難なことか。
しかも、改ざんされた過去を元に戻したとしても、やってくる未来があまり明るくないというところが皮肉である。
タイムトラベル物にありがちな難解なタイムパラドックスなどはない分読みやすいのではあるのだが、現在の状況がコロコロ変わるのにやや違和感があった。
読書状況:読み終わった
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小学館
- 感想投稿日 : 2015年1月21日
- 読了日 : 2014年12月27日
- 本棚登録日 : 2014年12月27日
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