虹色ドロップ

著者 :
  • ポプラ社 (2010年7月16日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 9
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角田光代さんが書評で紹介していたので読んでみました。
ひどく人間くさいエッセイ集です。正直な人、という印象。
いくらでも婉曲に表現したり、自分を良く見せようと書くことはできるのに(それが作家の力量であるとも思いますが)。共感できる部分もできない部分もあって、でもちょっと憎めない。夏石さんそのものというかんじの本。

心の中に三センチくらいの高倉健さんが住んでいるというエピソードや、手がかかりやりきれない気持ちになることもあるけれど、かわいいお子さんとのエピソードが良かったです。子育て中の方は読むと共感できるかも?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2011年4月21日
読了日 : 2010年10月28日
本棚登録日 : 2010年10月28日

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