久世光彦vs.向田邦子 (朝日新書 160)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年2月13日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 8
5

おもしろかった
向田邦子ドラマがどうして設定自体に暗さがあるのかよくわかった。久世の『陛下』などの作風と三島作品との関連を読んでなるほどと納得した。

この本には斉藤史や幸田文『おとうと』、露伴父子のドラマ化、漱石に絡んだ作品など、最近興味を持っている歌人や作家の周辺にふれてあるのでいっそう興味深かった。

初めての著者だったが、他の作品も読んでみたい。★は4以上

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年4月16日
読了日 : 2009年4月16日
本棚登録日 : 2009年4月16日

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