太宰の情死相手として軽んぜられた山崎富栄の名誉回復の書。
丁寧な聞き取りや文献から、富栄とその家族の思いを浮き彫りにした労作。表紙の写真が愛らしい。掌中の玉を喪った富栄のご両親の無念を思う。
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- 感想投稿日 : 2010年2月28日
- 読了日 : 2010年2月28日
- 本棚登録日 : 2010年2月28日
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