藤井さんのフランス行きにより、お互いに、相手への思いを再確認したような巻でした。採寸しながらの会話がとても良かった。お互いにコートを仕立てようとする思いが重なるところが素敵。市江と藤井さん、言葉で示したわけではないけれど、相思相愛でお互いを尊敬、尊重している感じが読んでいて静かな空気感が好きです。
パリ支店の片づけに行くだけなら、早く戻ってきてくれるのかなあと今後が気になります。
着たい服を手に入れるために人が変わるのか、それとも、人に寄り添う服なのか。私は人に寄り添う服の方が好きかな。市江のやさしさを改めて思いました。
何だか重い話題が多かった気がするけれど、市江と藤井さんの別れへの布石だったのかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2014年3月17日
- 読了日 : 2014年3月17日
- 本棚登録日 : 2014年3月17日
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