天然コケッコー 1 (集英社文庫(コミック版))

  • 集英社 (2003年8月8日発売)
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本棚登録 : 471
感想 : 62
5

1巻を初めて見た時、「何?これ。くらもちふさこさんのマンガ?」と思いました。
それまでのくらもちふさこさんのマンガと言えば、オシャレで都会っぽい感じだったから。
最初見た時、つまらないと思ったけど、3巻くらいまで読んでまた1巻を読み直すと、これ、面白いな・・・と思いました。

全校生徒たった6人という田舎の学校。
そこに東京から転校生がやって来る。
最初田舎だとバカにするその男の子を見返してやろうと思うそよだったが、彼に全く悪気のない事に気づく。

そよたち中学生の話だけでなく、同じ学校の小学生、先生、そよの親たち、村の人たちの話もちゃんと描かれていて登場人物が生きています。
だから読み進めれば読み進めるほど楽しくなる。
話に入り込んでしまう。
そしてまた1巻から読み直すと改めてこのマンガ考えて作ってるな~、よく出来たお話だな~と思います。

主人公のそよが素直で素朴で性格がいい。
全然関係ない話だけど・・・。
何話かで血液型のことが出てきますが、それでいうと作者ってA型があまり好きじゃないのかな・・・?と思いました。
そしてO型が好きなんじゃないかな?と。
このマンガに出てくるちょっと難しい性格の登場人物はA型で、性格が大らかで良さそうな登場人物はO型だったので・・・。
A型だけにちょっと悲しかった・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: くらもちふさこ
感想投稿日 : 2013年7月29日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年7月29日

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