幻想小説とは何か: 三島由紀夫怪異小品集 (906;906) (平凡社ライブラリー み 15-1)
- 平凡社 (2020年8月27日発売)
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感想 : 8件
結構なページ数があるが、そのほとんどが「これここに載せる必要あったか?」と思うものばかりだった。澁澤龍彦へ送った手紙に関しては「澁澤龍彦へ宛てたファンレター」でしかなく、「私は一体何を読まされているんだ?」という気持ちになった。
はじめの短編集もつまらないわけではなかったが私にはあまり刺さらなかった。
最後の「小説とは何か」のところはよかった。なんだったらここだけで十分だった。
おそらく、私は三島由紀夫の思想や語りは好きだが三島の考える御話は好きではないのだろうなと感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月6日
- 読了日 : 2024年1月6日
- 本棚登録日 : 2023年12月28日
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