軍需産業で行われる捕虜に対する理不尽な振る舞いに耐えきれず、反抗してしまった主人公は、兵役免除の特典を取り消され、徴兵される。今度はさらに理不尽な組織である「軍」で過ごすことになる。まともに生きようとすればするほど、まともでない方法でなければ生きていけない環境に押し込まれるという悲惨な状況。「正しさ」の基準も変容してしまうが、自分であったらどうするかを考えさせられる。
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- 感想投稿日 : 2017年12月22日
- 読了日 : 2017年12月22日
- 本棚登録日 : 2017年9月1日
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