松下幸之助 経営の神様とよばれた男 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2014年5月2日発売)
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感想 : 7
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世界有数の経済大国において、経営の神様と言われるのは松下幸之助一人。極貧の子供時代から世界有数の企業を育てた人生が詳しく描かれている。「和魂和才」「人間いつかは死ぬ。だけど死ぬ瞬間までは永遠に生きるつもりでベストを尽くす」「二階に上がってみたいなあという人にはハシゴは思いつかない。何としても上がるという人でないといかん。」「自分の会社でヒット商品を出しても、それをライバルとして次の商品を考える」「五つや六つの手を打ったくらいで万策尽きたと思うな」「人生も経営」

何にもないところから次々と生活必需品を生み出し、世の中に浸透させた実績はスティーブ・ジョブス以上だと思う。日本にこんな素晴らしい経営者がいたことをもっときちんと勉強しておくべきだった。

そういえば、松下発展の原点となった二股ソケット。なぜ二股なのかわからないまま放置していたが本書でわかった。ユーザーの不便に気づくセンスがやはり大切。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年11月20日
読了日 : 2015年11月20日
本棚登録日 : 2015年6月6日

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