男性目線で女性を描いた9つの短編。
ただ少し愛し方を間違えただけ。
それぞれの男性主人公の身勝手さに言葉が出ない。話にオチがあり(非現実的だったり)男は痛い目に合う(自業自得的に)。女性のしたたかさが際立っていた。
個性に富んでさくさく読める面白さだった。一時間完結ドラマになりそうな題材だと思った。
裏切り裏切られても、惹かれ合って繰り返すんですよね、それでも…。
(男性ではないので)共感とは違うが、寂寥感に包まれた男性の姿が、身近に居そうでリアルだった。
終の季節、バス・ストップ、分身(このラストは好み)が特に良かった。濡れ羽色のカラスはなんて言ったのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月12日
- 読了日 : 2022年2月12日
- 本棚登録日 : 2022年2月12日
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