どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール

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  • ダイヤモンド社 (2018年4月19日発売)
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終身雇用は崩壊し、もはや会社が守ってくれることは
無くなってしまった昨今。

そんな中、生き残っていくためには、
会社に雇われるのではなくて、
会社と対等な関係性を保ちながら働く必要がある。
そのためには、「いつ辞めても大丈夫」といった
自分で何とかするといった決意が必要。

決意する=自分で責任を取る=自分事として物事を
考えるということ。つまりオーナーシップを持って、
物事に取り組んでいくことが大切。

この本でもオーナーシップの話が出てきましたが、
やはり自分事として全力で取り組む姿勢って、
本当に大事なんだなとしみじみ思います。

【勉強になったこと】
・どこでも誰とでも働けるとは・・・
 ①どんな職場で働いたとしても、周囲から評価
  される人材になること
 ②世界中のどこでも、好きな場所にいながら、
  気の合う人と巡り会って働くということ
 を指す。

・これまでの働き方を変える大きな変化
 ①インターネット化の加速
  よりフラットにつながり、知識や情報はシェア
  されていく。
 ②これからの仕事で活躍できるのはプロだけ
  自分で自分を律して成果を出し、それを
  相手に正しく評価してもらうこと。
 ③会社と個人の関係の対等化
  会社に雇われるではなく、会社と利益を分け合う。
  よりプロジェクト化した関係になる。

・情報分析の8割は、ただの「分類」

・仕事をするときは常にROIを意識すること。
 自分よりも他の人に聞いたほうがコスト的に
 安く済むのであれば、聞いて対応したほうが良い。
 それが結果として、お客さまへのバリューに繋がる。

・自分事化するということは熱量を持つということ。
 それは、自分がどうしたいかといった明確な意志を
 持つということである。

・会社にしがみついている人に会社を変えることは
 出来ない。「辞める覚悟」を持って「辞めずに
 働く」人にしか本気で変えることは出来ない。

・エンジニアリングで一番大切なのは課題発見力。
 自ら解決可能な課題を設定し、それを最後まで
 やり抜く能力がこれからは求められる。

・そもそもを疑うことが常識の壁を越える近道。
 そもそもを考えることをストリートスマートという。

・プロフェッショナルな仕事は3つに分解される。
 スキル:提案、資料作成力、等
 エクスパティーズ:業界、プロダクト、サービスに対する専門知識
 ネットワーク:人の縁

・誰かと仲良くなるための3条件
「マイクロインタレスト」「自己開示」「コミットメント」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書(自己啓発)
感想投稿日 : 2018年4月23日
読了日 : 2018年4月23日
本棚登録日 : 2018年4月23日

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